松山思いやり解体 | 空き家と解体ブログ
受付 2026年11月2日(月)〜11月30日(月)

今年度の解体補助金を見送っていた方へ。松山市で、新たな申請の機会が設けられます。
「令和8年度 老朽危険空家除却事業」の第3期募集が発表されました。受付は11月2日から30日まで。対象となる解体工事への補助は上限100万円、島しょ部では上限160万円です。
01 初めての第3期募集
市の担当課に伺うと、これまで募集は例年第2期まで。第3期を設けるのは、今回が初めてとのことです。
近年の空き家をめぐる状況を受け、今年度は当初から第3期を予定していたそうです。実施が未定だったところ、県との調整が整い、今回の発表に至ったと説明を受けました。
発表後には、すでに2件の問い合わせがありました。同じように解体を考えている方へ、今回の募集内容と、申請前に確認しておきたいことをお伝えします。
02 受付期間と補助額
| 申請受付期間 | 2026年11月2日(月)〜11月30日(月) |
| 受付時間 | 8時30分〜17時(土日・祝日を除く) |
| 第3期の募集枠 | 2,000万円 |
| 補助率 | 補助対象経費の税抜き額の5分の4 |
| 補助上限額 | 100万円/島しょ部は160万円 |
| 実績報告・請求期限 | 2027年2月17日(水) |
第3期は先着順ではありません。募集枠を超えた場合は、市の不良度判定で「構造の腐朽又は破損の程度」が高い空き家から優先されます。
事前相談も11月30日まで受け付けています。相談をしていなくても、受付期間内であれば申請できます。

03 うちの空き家は対象になるか
対象になるかは、建物の傷み方や、道との位置関係などで決まります。主な条件は次の4つです。
01 松山市内にあり、直近1年以上、住んだり使ったりしていない住宅
02 市が行う不良度判定で100点以上になること
03 建物が立ち並ぶ道など所定の道沿いにあり、倒壊すると道との境界を越え、避難などに支障が出るおそれがあること
04 対象となる空き家を全部解体すること
申請できるのは、個人の所有者やその法定相続人など。市税の滞納がないこと、同じ解体工事で他の補助金を受けないことなどの条件もあります。築年数だけでは判断できないため、まずは市に確認しましょう。
見積書では、補助対象になる費用を分けて確認してください。家財道具の処分費、庭木・庭石の撤去費、消費税などは対象外です。補助額と自己負担額の両方を見て、工事を検討しましょう。
04 契約は交付決定を受けてから
見積りを取った後は、申請を済ませ、市の交付決定を待ちます。工事の契約は、その後です。決定前に契約した工事は、補助の対象になりません。
1 見積りを取る
2 補助金を申請する
3 市の交付決定を受ける
4 契約して工事を進める
施工業者にも条件があります。所定の建設業許可または解体工事業の登録を受け、松山市内に住所がある個人事業者か、市内に事業所がある法人の工事が対象です。
第3期の実績報告と補助金請求は、2027年2月17日まで。工事を終え、支払いを証する書類などをそろえて提出する必要があります。
補助金の入金は、実績報告・請求後の審査を経てからです。工事の日程とあわせて、代金をいつ支払うかも確認しておきましょう。
05 申請に向けた準備
申請には、建物の写真・位置図、所有者を確認できる書類、内訳付きの見積書などが必要です。相続人が複数いる場合や共有名義の場合などは、同意書も確認します。
提出先は、松山市役所本館7階の住宅課です。郵送や支所での受付はできません。来庁が難しい方は、委任状を用意すれば、代理の方に提出を依頼できます。
解体後は住宅用地の特例が外れ、土地の固定資産税等が増える場合があります。補助額だけでなく、その後の維持費や跡地の使い方も考えておきたいところです。

解体を考えている方へ
松山思いやり解体では、空き家の解体や補助金活用についてのご相談を承っています。
空き家の所在地と、今の様子を教えてください。所有者についても、分かる範囲で結構です。状況を伺い、見積りや申請書類の準備をお手伝いします。
今回の受付は11月30日まで。解体を考えていた方は、この機会にご相談ください。
制度情報は2026年10月26日時点で確認。第3期が初めてであることと実施の経緯は、松山市担当課への聞き取りに基づきます。
